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靖國刀匠

銘 昭和十六年秋季阪神競馬阪神優駿牝競走 日本競馬會賞

武憲 昭和十六年六月吉日

詳細説明

       「靖国刀匠」とは、昭和8年7月に当時の陸軍大臣:荒木貞夫が有事に際した軍刀整備の為に組織した刀工集団 (財)日本刀鍛錬会に所属する刀匠たちの通称で、彼らが鍛えた刀剣は「靖国刀」と呼称され、その名は日本刀鍛錬会が靖国神社境内に置かれたことに由来しています。創設には後に主事となった海軍大佐:倉田七郎らが尽力し、草創期の主任刀匠として宮口靖広、梶山靖徳、池田靖光などがいます。鍛錬会では、主として通常の軍刀の制作や陸海軍大学校の成績優秀な卒業生に贈られた御下賜刀(所謂恩賜の軍刀)などの制作を行っておりました。

        小谷靖憲は本名を憲三といい、明治2年1月7日に広島県に生まれます。昭和8年7月8日、伯父である梶山靖徳の先手として日本刀鍛錬会に入会します。昭和10年7月1日、林銑十郎陸軍大臣より刀匠銘「靖憲」を授名します。昭和13年、自宅に鍛錬場を解説し、日本刀鍛錬会の休日などに親類や友人のために造刀を開始します。自宅の鍛錬場で造刀したものには靖徳と同様に、陸軍大将なら武次(侍従武官長)より授名した刀匠銘「武憲」を切ります。昭和19年12月21日、陸軍兵器行政本部主催の第2回陸軍軍刀展覧会において会長賞を受賞します。昭和20年7月15日、香川県善通町に(財)日本刀鍛錬会の分工場開設のために移動します。同年8月15日、香川県で終戦を迎え、退会します。(財)事平日用器具研究所に参加するが、12月28日、退所し帰郷します。

      昭和45年5月29日、美術刀剣製作の認可を受け、新作名刀展において入選を5回受賞します。

鑑定書 

日本美術刀剣保存協会

保存刀剣鑑定書

刃長:69.5cm   反り:2.3cm
元幅:3.0cm  元重:0.7cm

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時代:昭和時代

白鞘・拵附

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